3月27日大阪②会場、大阪会場過去最高の出席者
2016年春期研修会の後半戦のスタートとして、3月27日(日)に大阪 大手前学園にて大阪②会場の研修会が開催された。
大阪①(3/12開催)を上回る、120名強の出席者となり、研究会の大阪開催の最高の参加者を記録した。
第一部では、大阪大谷大学薬学部 坂崎文俊 先生より、「生活習慣病予防と保健機能食品の利用」と題しして、生活習慣病予防に用いる健康食品の根拠となる試験に基づいて、その期待される効果の解説のほか、消費者目線から見た健康食品への期待や広告の見方、さらには、正しい広告の読み方についてまで、時間が足りないくらいの多くの情報を提供いただいた。
第二部では、当研究会 世話人でもある、大手前学園 吉澤みな子 先生から、「がんのリスクは減らせるか?−がん予防におけるアドバイザリースタッフの役割−」と題して、がんの予防を考える上での5つの生活習慣について、ユーモアたっぷりに、消費者・相談者に説明する上でのポイントをわかりやすく解説いただいた。さらに、がんのリスクを低減すると食品としてあげられているものについて、具体的な事例を挙げられ、そのリスクの逓減率も理解したうえで、実践することの重要性も強調された。
先生から、参加者の方に、「アドバイザリースタッフの地位を向上する必要がある。皆さんと一緒に活動していきたい」との応援メッセージで講演を締められた。