消費者庁より、本日(2月18日)付に許可された2品目については、昨年8月に消費者委員会が「許可しないことが妥当」とする答申を出したもので、その後、許可しないことについて、再議論されていた製品です。
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin1412.pdf
今回の許可品目は、
サッポロビール(株)「サッポロプラス」
関与成分 難消化性デキストリン
許可表示 「糖の吸収をおだやかにするので、食後の血糖値が気になる方に適している」
花王(株)「ヘルシアモルトスタイル
関与成分 茶カテキン
許可表示「エネルギーとして脂肪を消費しやすくするので、体脂肪が気になる方に適している」
両製品ともビールステイトのノンアルコール飲料です。
許可要件として、ノンアルコール飲料に関する自主基準の順守(未成年者に訴求しない広告のあり方や販売時の年齢確認などを規定。)がついたとのことです。
以前、当協会のブロクでも、昨年8月に消費者委員会が、「ノンアルコール飲料をトクホとして認めることは適切でない」と答申した事を紹介していましたが、今回、その答申を覆えし、消費者庁が許可を出しました。
先日の規制改革会議でも、消費者委員会が、「ノンアルコール飲料をトクホとして認めないと答申することはいかがなものか」との議論が出ていたところです。