4月7日、アドバイザリースタッフ研究会主催2018年春期研修会の第二弾、東京1会場の研修会が、国立健康・栄養研究所で開催された。
開催当日の雨も予想されたが、当日の朝には、雨も抜け、多くの方の参加を得て、研修会が開催された。
第一部は、「野菜の機能性をどう伝えるか〜保健機能食品制度の利用」と題して、株式会社サラダコスモ 商品開発本部 研究開発部部長 中田 光彦 先生より、ご講演いただいた。
大豆もやしをどのようにして機能性表示食品届出を行ったのかを丁寧に説明いただくとともに、野菜の機能性を謳ったいく場合の問題点や、今後の野菜の可能性についてお話しいただいた。
また、先生からは、参加の皆さんへプレゼントとして、機能性表示食品と栄養機能食品のレンジチン野菜商品をいただいた。
第2部では、「妊婦のサプリメント利用について」と題して、国立健康・栄養研究所 食品保健機能研究部 健康食品情報研究室 佐藤 陽子 先生から、妊婦さんの葉酸サプリの仕様についての注意点を中心にお話をいただいた。各種のアンケート調査結果から、妊婦さんが葉酸を摂ることについて、間違った理解(量、タイミング、葉酸の種類)をしている人が多いことも指摘された。
質疑応答では、産婦人科医の先生から、葉酸サプリメントについての啓発についても積極的にしていく必要があるとのご意見もいただいた。
両先生の講演概要は、
アドバイザリースタッフ研究会2018春期研修会 概要ページ
http://advisory-staff.org/seminarstart/
◆アドバイザリースタッフ研究会 2018年春期研修会(東京1)カーソルを合わせてクリックすると、見ることができます。