9月24日、日比谷コンベンションホールにて、一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会との共催による2017年秋期研修会「アドバイザリースタッフは、一般の方に何を提供できるのか〜健康食品相談から見えてくる課題〜」が開催された。
当日は、北海道から九州まで18都道府県から140名強の方が、参加された。
研修会は、主催者代表として、社福協常務理事 本田清隆 様から、ご挨拶をいただき、研修会をスタートした。
第一部講演の部では、3人の先生より、それぞれの立場から、日々の健康食品の事例を交え講演をいただいた。
株式会社アイリスファーマ あけぼの薬局 木内 浩文 先生からは、「薬局薬剤師の健康食品相談について」と題して、保険薬局に置ける健康食談に関しての話題提供をいただいた。続いて、当研究会世話人 伊藤 真由美 先生からは、「健康食品に関する相談事例紹介 〜20年間の栄養食事指導・相談より〜」と題して、管理栄養士として行う栄養相談の中における健康食品相談に関して話題提供いただいた。そして、同じく当研究会 世話人 大石 順子 先生からは、「『薬の相談室』から見える健康食品の問題点」と題して、医薬品相談室に電話にて相談を受ける健康食品の相談についてお話しいただいた。
また、当研究会代表世話人 千葉 一敏 氏から、追加提言「アドバイザリースタッフは本当に役立っているのか」と題して、アドバイザリースタッフの現状と、今後の可能性・役割について、パネルディスカッションへの話題提供が行われた。
続いて、第二部パネルディスカッションでは、座長の早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門研究院教授 矢澤 一良 先生を中心に、全講演者、フロアー参加者の間で情報交換が活発に行われた。
敷地内の日比谷公園では、日韓交流まつりが盛り上がりをみせた秋晴れの1日、研修会会場も多くの方々の熱気に満ち溢れた。