アドバイザリースタッフ研究会

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アドバイザリースタッフ研究会 勉強会の実施報告



アドバイザリースタッフ研究会で、新たな取り組みがなされました。


健康食品等の機能性表示が、来年4月に解禁されるべく、消費者庁より検討会報告も出され、食品表示基準(案)も公表されたのを機会に、少人数規模での勉強会を開催してはどうだろうか、との意見を研究会の世話人の先生方より頂き、開催するに至りました。
今回は、今後の少人数での勉強会のあり方のテストケースとすることなどから、研究会から参加者に声をかけ、限られた形での開催とさせていただきました。
なお、アドバイザリースタッフの単位取得には関わらない勉強会となっております。
報告をお読みください。








9月19日、国立健康・栄養研究所会議室にて、アドバイザリースタッフ研究会の世話人を中心に勉強会を開催いたしました。


当日は、「機能性表示の検討会報告書と食品表示基準案」に関する疑問点等を洗い出す、とテーマを決め、約4時間の自由討議による勉強会となりました。


まずは、機能性表示検討会の全ての会合を傍聴されたジャーナリストの方から、報告書に書かれている様々な内容に関して、検討会での討議の内容も含めて解説頂きました。
次に、今年の規制改革で打ち出された、医療機関サプリメント販売の解禁に関して、医療機関向けサプリメントの製造販売を行っている企業の方よりご説明頂きました。
自由討論は、非常に多くの意見や質問が出され、限られた時間内での活気ある勉強会となりました。


勉強会参加メンバーからは、今後、積極的にハブリックコメントを提出していくことを確認しました。
また、研究会会員の方にもこの新たな活動としての勉強会への参加を呼びかけ、引き続き開催していくことも確認し、散会となりました。


討議の中で上がっていた主な点
・SR(システマティック レビュー)について
・機能性表示食品の対象成分に関して
・表示項目の分量に関して
・消費者にとって分かりやすい機能性表示表現になるのか
・消費者が機能性表示食品の利用に関してのアドバイザリースタッフの説明の重要性
・消費者教育の重要性と食品表示に関して
・機能性表示食品の関与成分の定量
・機能性表示食品の適応の範囲と薬事法違反に関して
・生鮮食品の機能性表示の問題点に関して
等々

(報告 KC)